お笑いについて語りたくなった時に発散する場所

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キングオブコントのかが屋のネタ

天性のセンスを感じた。マジで。その箇所は大きく分けて4つ。

・開幕と同時に、見ただけで状況が理解できる場面設定

・シーンを切り取って時系列を遡るという構成

・短い暗転の時間で表情を切り替える演技力

・そして何より一番上手いと思ったポイントが「舞台上には居ない第三者のセリフを聞き手に想像させること」

はい最後のやつ掘り下げます。

やっと来てくれた彼女に対して賀屋のセリフが「それは遅れたことに対してだよね?」でした。

これ、ちゃんと見てる人が100人居たとして、そのうち察しの悪い1人くらいは「あ、『ごめんなさい』って言われたんだ」という事が分からない人もいるかもしれない。

でもかが屋はこのセリフを「ごめんなさいって…それは遅れたことに対してだよね?」とは言わない。なぜか?

おうむ返しの部分を省くことで、聞き手に頭を使わせて理解させる。それが見てて凄く気持ちいし、コントの世界への没入度、感情移入みたいなものがより深まる。かが屋のコントの世界観っていうのはそうやって作られてるんだね。100人中100人に分からせるのではなく、100人の中で合わない1人は切り捨ててでも99人をコントの世界に引きずり込む。それが答え。

「説明は必要最低限。あとは見る人の頭で補完しきれる丁度いいところ」というのをかが屋は本当に上手く線引いてる。

俺がこのガブログで最初に挙げた「開幕と同時に、見ただけで状況が理解できる場面設定」という点においても、それは表れてるんすよ。

「でかい花束」と「賀屋の絶望したような表情」の2つだけで見た人はだいたい今どういう状況かわかる。これが本当に美しい。ムダがない。

 

このネタでの笑いの量は確かに少なかったかもしれない。でも設楽は全組の中で一番の高得点を付けていた。

だから、笑いの量だけが全てじゃないという事を声高に叫びたい。だってそれが点数をつけるって事じゃない?

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コメント

  1. https://m.youtube.com/watch?v=YGmV6rtBL3k
    あとこのコントも「第三者のセリフ」という点でセンスが光りまくってる

  2. 確かに爆発的な展開とか笑いはないけど、かが屋のコントは最高に好き

  3. かが屋すき
    ニヤニヤしながら見ちゃう系の笑いよね

  4. 今回見忘れた…( ^ω^ )準決勝で新幹線ネタやって、決勝でその伏線を全部回収する漫才だった????(笑)

  5. @山田古田 アメトーク出てた時に言ってた覚えあるわその話…笑

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