好きなマイナーアニメ「セラフィムコール」

概要

電撃G'sマガジンで行われていた読者参加型企画のアニメ化作品。
シスタープリンセスやラブライブの先輩的存在と言えばわかりやすいか。
舞台は2010年の近未来都市ネオアクロポリス。
そこで暮らす11人の少女たちをオムニバス形式で描いた作品。
キャラクターデザインは七瀬葵先生。

実験的アニメ

オムニバス形式と言うことで、1話につき1キャラクターの物語が繰り広げられ、最終的の12話で一堂に会する以外は、セリフにちょっと他のキャラクターの名前が出てくるくらいで、キャラクター同士の繋がりがあまり描かれない。(双子除く)
推しキャラの話だけ観るという視聴スタイルでも良いので、非常に取っ付きやすくなっている。
基本的には思春期の少女らしい悩みをテーマにストーリーが繰り広げられるが、キャラクターによって作風がガラリと変わるのでどの話から観ても飽きない工夫がなされている。
最近…でもないが、戦国コレクションのアニメが雰囲気的には近いかもしれない。
下図は1話の天才発明家である栗本雪菜が開発したロボット。
さすがはサンライズ製作のアニメだ。

美少女アニメかくあるべし

思春期の少女らしい悩みがテーマではあるが、恋愛を主眼に置いた話はない。
年齢的にはクラスメートとの恋愛話があってもおかしくはないが、メインキャラクターは「恋ってよくわからない」というスタンスがほとんど。
男性キャラクターはまったく出ないわけではないが、キャラクターが男性キャラクターに思いを寄せるなどはなく、かといって女の子同士で恋愛をするわけでもない。
昨今の美少女アニメのように不自然なほど男が出ない世界にはなっておらず、キャラクターそのものの個性を描きつつ、反感や違和感を抱かれないように、丁寧に男性を排除している印象を受けた。

大人の鑑賞に耐えうるアニメ

残虐であったり、性的な描写があるわけではないが、子ども向けではないアニメである。
特に7話の柊先生の話は、逆説をテーマに1話まるまる数学の話が繰り広げられるので、子どもが観たとしても何を言っているのかわからないと思われる。
(大人でも数学の素養がなければ、真に理解は出来ないと思われる。多分私も真に理解は出来ていない。)
派手にドタバタやるサンダーバードのパロディ回もあったりはするが、基本的にはメインキャラクターが語るだけなので、ドラマCDに絵がついたようなイメージで、じっくり物語を楽しむタイプのアニメ。
ただ、退屈しないような凝ったアングルの画面づくりがなされているので、アニメ好きの大人も、なんとなくチャンネルを回した人も楽しめるようになっている。

声優ファンにもおすすめ

エンディングは担当キャラクターが歌う悪魔のリドル形式。
今でも活躍されている有名声優さんばかり出演しているので、好きな声優さん目当てに観ても損はないと思われる。
7話のモブキャラがゆかりんと浅野真澄だったりして、時代を感じる…。

配信かBOXの発売をお願いします!

2019年現在、映像配信などはされておらず、またDVDBOXなども発売されていない。
全てを観ようとすると1巻1話の全12巻のDVDを入手するか、北米版の全2巻を入手する他ない。
放送当時はVHSとDVDの発売となっていた。
私は録画を擦りきれる程観て、就職してからDVDを中古で買い集めた。
どうか配信かBlu-rayBOXの発売をお願いします…!

報告する

コメント

  1. @ぽらぽら 
    興味を持っていただけたなら幸いです!
    この作品は読者企画が終わってからのアニメ化で、アニメもあまり盛り上がらないままシスプリに取って変わられてしまったので、覚えている方は少ないんじゃないかと思います…ただ私にとっては名作で、OP曲のprayは今でも時々聴くくらいです。

    うわー、keyめっちゃ懐かしいなー!
    正直ラスト数話までだるいなぁ…と思ってましたが、エンジンが掛かってからがめちゃくちゃ面白いですよね。

コメントするためには、 ログイン してください。

関連記事一覧