好きなマイナーゲーム「PLANET LAIKA」

好きなマイナーゲーム「PLANET LAIKA」

あらすじ

その昔、火星人と地球人は友好の証として契約を結んだ。
それは「顔の契約」と呼ばれ、顔のない火星人に地球人の顔を譲渡する契約であった。
人間の顔をなくした地球人は以後、犬面となり、ほどなくして火星人は滅びた。

火星人が滅びてから何年もの時を経た現在、主人公ライカは火星調査団の一員として火星に派遣されることとなる。
過去の調査団のリーダーであったガリル大佐の残した「神は死んだ、光の私」というメッセージの謎、ガリル大佐の行方を知るために…。
火星に降り立つと、どうやら他の団員の様子がおかしい。
一体火星に何が起きているのだろうか…。

怪作

クーロンズゲートを制作した是空が企画し、エニックス(当時)が発売した本作であるが、クーロンズゲートに比べて知名度が低い気がする。
クーロンズゲートもそうだけれど、ゲーム性と呼べるような要素は少なく、ジャンルを説明するのが難しい。
ゲームらしい部分だけでいうなら、undertaleが近いんだろうか。
シューティングっぽいし、レベル上がるし。
(確か発売当時は人格変容アドベンチャーとか言われてたような…。)

本作みたいなゲームをやりたい!と思っても、例を挙げる事が出来ない唯一無二の怪作だと私は思う。

おお薔薇よ!お前は病んでいる

見出しは作中のセリフ。
あらすじを読んでいただけたならお分かりだろうが、まともに理解しようとすると気が狂いそうになる。
考えるな、感じろ!としか言いようがないゲームだ。
雰囲気がハマればこれ以上ないくらいの名作だが、わからないならただただゆんゆん電波セリフが垂れ流されてる操作性最悪なおつかいゲーでしかない。

リンダもいいけどライカもね!

クリスマスにやりたくなるゲームといえば、本作かリンダキューブ。
本作は地球ではクリスマスを迎える時期であり、作中の火星でも至るところにクリスマスツリーの飾りつけを見ることができる。
ラストはクリスマスにトラウマを持つことになること請け合い。

アーカイブ化してほしい

クーロンズゲートVRがクラウドファンディングを成立させたが、本作もなんらかの形で甦ってほしい。
とりあえずアーカイブお願いします。なんでもしますから!

純度の高い悪意

「さよならを教えて」ほどわかりやすい描写ではない分、本作の方が精神が不安定な人がプレイしてはいけない気がする。
虐待、醜形恐怖、多重人格…と色々な問題を扱っているが、問題は何一つ解決しないし、主人公もそうした問題を解決するための役割を持っているわけではない。
心に秘めている弱い部分を火星の持つ邪悪な力が露にしていき、最終的にはすべてが崩壊する。
ひたすらに崩壊に向かって進む物語には、制作者の清々しい悪意を感じる。
多分今なら発売できないだろう作品。

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