好きな映画のこと②

好きな映画のこと②

パニック・マーケット

クソ映画の要となるコンテンツこそ、『サメ映画』ですよね。
さてさて、今回の『パニック・マーケット』のジャケットとタイトル、いかにも感放っていますが……

これ、傑作なんです。
マジで傑作なんです。

いつものサメ映画と思いきや、中身はめっちゃ真面目なパニック映画。
とんでもな展開の人間vsサメを期待していたのですが、この要素は申し訳程度でした。
物語の本筋は、「いかにしてサメと戦うか」というよりも「いかにしてサメから逃げるか」です。
タイトルの通り、舞台が水没したスーパーで、且つ登場人物の中にはいつものスーパーマンもいません。
限られた条件の中でのサメとの攻防戦はすんんんごい緊張感ありました。

サメの描き方もこれまたいい。
いつものみたいにこう、「グワッ!」と襲ってくるのではなく、水中からじわりじわりと寄って「ガブリ!」と、割とリアリティあるんですよ。

正直、「サメ映画という化けの皮をかぶったサメ映画」である分、ある意味肩透かしを食らうかもしれません。
が、その代わりに登場人物たちのドラマがメインとなっているのです。
絶体絶命な状況下での、親子の絆の修復、オタクの活躍、敵討ち、というような胸を打たれる展開ばかり。

特筆すべきは、ラストの射撃シーン。
これまた初代サメ映画の『ジョーズ』をすごくリスペクトしているんですよ。
このシーンもまた、サメ映画史に刻まれるべきワンシーンだと思うくらいかっこいい。

おバカな設定のクソ真面目な映画が見たいのであれば、これは必見です。
これもまたおすすめの一本です。

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