プルテク禁煙チャレンジ🚭

プルテク禁煙チャレンジ🚭

世知辛いのじゃ。

こんな小話がある。

「禁煙するのは簡単だ。俺はもう何度も禁煙に成功している」

小話として聞くには面白いが、自分のこととなればそうともいかない。
俺も今までに何度か禁煙に”成功”している。禁煙に成功するたびに次のたばこがうまくなる。世間様は禁煙のお題目を上げる。俺は線香の代わりにピースを吹かす。人前で吸えば、いい顔をする人はいない。隔離施設みたいな喫煙所で吸うたばこは味がわからない。あんなに狭いところに閉じ込められて、俺たちはそんなに悪いことをしたのかな。

たばこを吸えないのはつらい。吸えば肩身が狭くてなおつらい。
いっそたばこをやめられたなら、俺もマジョリティになって多少は楽になるかもしれない。
だが情けないことに、俺は意志の力でたばこをやめられるほど強い男じゃない。流行りの禁煙外来に行くのも嫌だ。医者は虫よりきらいだ。
そこでいくつかの禁煙グッズに頼ることにした。今回はそのうちの一つ、プルームテックをレビューしてみる。

プルームテックは禁煙グッズ?

ニコチン入りの電子タバコ、さっそく禁煙に失敗してらぁ、と諸君は思うかもしれない。しかし、俺にとってプルームテックはれっきとした禁煙グッズである。根拠は以下の通り。

根拠1 タールが出ない

禁煙グッズの代表であるニコチンパッチはニコチンを含有する。その目的はタールを断つことにある。
俺の禁煙理論に従えば、ニコチンの肉体依存はタールのそれに比べれば微々たるものである。ニコチンは精神力で断つことが容易いが、タールは難しい。禁煙の第一歩としてタールを断つのは正当な手順だ。よってタールさえ出さなければ、それは立派な禁煙グッズといえる。

根拠2 少ない刺激に慣れる

前述の通りプルームテックはタールを出さない。よって、紙巻きたばこのような「〇mg」という表記がない。だが風のうわさでは、だいだい1mg(プルームテックプラスは3~5mg)に相当する吸いごたえに設計されているらしい。
俺はきついたばこが好きだ。給料日には必ずピースの缶を買う。懐具合によって、ハイライト、しんせい、わかば、手巻きたばこ、バットという具合にグレードを下げていく。果物の着香をしたメビウスとか、売女が吸うようなデュオなんかは決して吸わない。それが男だ。二言はない。
だがその決意は、つまるところやせ我慢だ。風邪をひいてのどが痛くても、痛みをこらえて吸う。居酒屋でチェーンスモークをして、鼻が利かなくなっても吸う。ハーフマラソンの直後に肩で息をしながら吸う。これがやせ我慢でなくて、他の何であろうか(いや、なにでもない)。[反語]
プルームテックは刺激が少ない。少ない刺激に慣れるのもやせ我慢だ。であるなら、俺のようなやせ我慢スモーカーにはもってこいのグッズである。逆説的ではあるが、事実としてプルームテックに乗り換えるのは案外苦痛でなかった。

根拠3 たばこのにおいに敏感になる

禁煙に成功した元喫煙者は過剰なほどにたばこのにおいを嫌うようになる、という話をよく耳にする。幸いにも俺の周りには、そんな不人情な人間はいない。もっと言うと禁煙に成功した人間がいない。
図らずもプルームテックへの乗り換えがうまくいった俺。あれは乗り換えてからひと月ほどたったころだったと思う。俺はドンキの駐車場に車を停めていた。ユーチューブで新作サクラ大戦の情報を集めていた。車の窓は半開きである。車の陰から薄汚いオヤジが現れて車の脇を通った。その時、クソオヤジの四肢に染み付いたたばこ臭さが俺の鼻を衝いた。ウッ、ゥオエエエッッ!!!!!!くっさ!!!!エンッ!!!
おそらくあのオヤジは、車の運転中にもバカスカ吸い続ける、漫然ニコチン摂取系・味覚嗅覚全滅型ファッキンチェーンスモーカーであろう。ぜったいに助手席に乗りたくないアンド乗せたくないタイプだ。
俺は一日に5本程度しか吸わなかったが、喫煙所から出ればあのオヤジと同じ匂いを周囲にまき散らしていたのだろう。他人に対して済まないという気持ちはもちろん、自分に対する嫌悪感がすごい。くさいのは罪だ。

根拠は以上である。次に使用感のレビューに移る。

メイン機はプラス

こいつが現在の相棒、プルームテックプラス(以下プラス)である。長さ、直径、重さどれをとっても「デカイ」。正直、もう一回り小さくしてほしかった。しかし写真の通りに持つことで、まるで葉巻を薫らせているような感じがしないでもない。イメージが肝要だ。
兄貴分である無印のプルームテック(以下無印)に比べると、喉へのキック感が増した。ニコチンの量も増えたような気がする。何より味がいい。俺はプルームテックシリーズのほかに5,000円くらいのvapeも使っているんだが、プラスのほうがずっといい味がする。
4種類のフレーバーすべてを試したが、青いパッケージのものが一番好みだ。禁煙目的であれば、メンソール系のものが刺激があっていいと思う。

無印はイマイチ?

無印はけっこう前から使用していた。どこぞの喫煙所でJTの社員さんから買ったのである。買った当時は禁煙するつもりは毛頭なく、吸いづらいところで使えたらいいな程度の気持であった。
じつはいま、無印はあまり使っていない。デスクの引き出しにしまいっぱなしで充電もしていない。
けっして無印の性能が悪いわけではない。プラスの使い勝手が良すぎて駆逐されてしまったに過ぎない。
単純に味のことを言えば、プラスより品ぞろえがいいので俺は評価している。特に黄色のパッケージやピアニッシモシリーズなどは完成度が高く、吸い飽きることがない。その点プラスは単調な感じが否めない。
それでもプラスがメイン機になったのは、吸いごたえやバッテリーの持ち、それから大きいので失くしにくいという利点による。特に俺のような「片づけられない男」にとっては、プラスの大きさがありがたい。無印は何度か行方知れずになっている。そのたびに買いなおすので、いまでは無印の本体は3本も所有している。

煙とともに肺さようなら

たばこをプルームテックに置き換えて色々と良かったことがある。匂いが付かないので人に会うのに気を使わなくなった。車の中で吸えるので喫煙所を探す手間がなくなった。そして、走ったり自転車に乗るのが少し楽になった。
俺は学生時代にけっこうハードなスポーツをやっていて、体力には自信があった。あった、と過去形を使うのは衰えを感じているからだ。かつて30分程度で走っていた8kmのランニングコースも、1時間かけて走らないと心臓が破裂しそうになる。筋肉の衰え、体重の増加、最大心拍数の低下。なにより深刻なのは肺の衰えだ。いくら必死に吸っても吐いてもちっとも楽にならない。そもそも胸いっぱいに空気が吸えない。運動がつらいのは耐えるが、これじゃあ自分が情けなくて仕方がない。孤独な学生時代を生きて耐えたのは、俺の精神が強かったからじゃない。唯一の資本である肉体の強さを元本とした事業が花実を結んで、名誉と自信を得たからである。俺にとって肉体はただの資本ではない。これは兌換券ではない数少ない本物だ。

この世をば どりゃおいとまに線香の 煙とともにはい左様なら
十返舎一九

まだまだ捨てるには惜しい。

JTさんよ…

俺はJTの回し者ではない。ましてやネット工作員でもない。にもかかわらず、こんなにプルームテックを推したんだ。JTさんよ、何か俺にプレゼントしてくれてもいいんだよ(チラッチラッ

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コメント

  1. 上司が落としたプルームテック探しに天神走り回ったの思い出したwこれも労基にw

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